こんにちは、meg*(@megmag_insta)です。
今日は人気メイクアップアーティスト・イガリシノブさんのブランド「WHOMEE」のメイクブラシをご紹介します。
私はチークブラシ・アイブロウブラシ・アイシャドウブラシ2種を持っているのですが、これがどれもすごく優秀すぎて!
こんな方は特に必見です。
・WHOMEEのメイクブラシの使用感を知りたい
・熊野筆のメイクブラシを使ってみたい
・WHOMEEのおすすめ商品が知りたい
それではさっそく本題に参りましょう!
WHOMEEのメイクブラシの特徴
WHOMEEから発売されているブラシは次の7種類。
・チークブラシ
・アイブロウブラシ
・スクリューブラシ
・アイシャドウブラシS
・アイシャドウブラシL
・メイクブラシM〈ファンデーション用〉
・メイクブラシS〈リップ用〉
このうち、スクリューブラシ以外はすべて熊野筆なんです!熊野筆ってちゃんとしたところでしか買えないイメージを勝手に持っていたのですが、それが街中のバラエティショップなどで普通に手には入ってしまうというのが驚きです。
ただし、そのぶん価格帯がだいたい2,000円~3,000円とプチプラとは言いがたいお値段。もちろん、熊野筆にしてはだいぶお手頃価格なので安いと取るか、高いと取るかは正直人によるかなと思います。
熊野筆とは
化粧筆でダントツの人気を誇る熊野筆ですが、そもそもどんな筆のことを「熊野筆」と言うのでしょうか?
ざっくり言うと広島県安芸郡熊野町で作られた毛筆、画筆、化粧筆、刷筆を指します。経済産業大臣によって伝統工芸品にも指定されており、技法、穂首・柄の原材料が細かく決められています。ただしそれ以外でも一定の条件を満たし、かつ少なくとも穂首が熊野町内で製造されていれば熊野筆として指定を受けることが出来るようです。
つまり、WHOMEEのメイクブラシはわざわざこの熊野町で作られているということになりますね!しかも、一本一本職人さんが手作りをしているんだとか。パッケージには熊野筆のブランドマークが付いているので、証紙番号から生産者を確認することもできるそうですよ。
チークブラシ
イガリさんが「テクニックいらずで簡単にチークメイクができるブラシを開発したい!」とカット、毛丈、長さにこだわって作ったというブラシです。
特徴
・値段:3,080円(税込)
・毛質:白尖峰(ヤギ毛)
・軸:木軸
・金具:真鍮
お値段結構するのでびっくりしますが、同じく熊野筆のブランド「白鳳堂」のヤギ毛のみを使った筆と比較すると一番安いもので「八千代 小紫」という商品が2,860円(税込)ということでまあ相場なのかなといった印象。
ちなみに同じくヤギ毛のみの筆で一番高かったのは「J527 パウダー ドーム」というものでお値段何と8,910円(税込)!
さて、WHOMEEの話に戻りますが、チークブラシはふわふわというよりはしっかりコシがある感じ。でも肌触りはすごくいいです。
上から見るとこんな感じで円形になっています。
表面は平らにカットされていて、大きさは直径がちょうど目の下から小鼻くらいまでの長さ。頬をすっぽりと覆えるサイズになっています。
使い方・使用感
ブラシの形や硬さも特徴的なぶん、使い方も特徴的です。頬の正面からブラシを垂直にしてトントンのせて使います。
粉含みがいいのと、いわゆる一般的なふわふわな毛質のチークブラシよりちょっと毛質が硬めなので結構発色がいいんです。なので、ティッシュの上などで軸を叩いて粉を少し落としてから使うのがおすすめ。特に濃いめのチークや発色のいいチークでは多少手間でも粉は落としておいた方が失敗しにくいと思います。
そして、先ほども書いたように基本的には肌触りもいいのですが、垂直方向にトントンして使うので若干チクチクを感じることもあります。ただし、チクチクを感じるのはだいたい力を入れすぎている時。やさしくトントンすれば全然問題ありません。
なんと言っても2,3回トントンするだけで中央から外に向かってほわっとボケるようなかわいいほっぺに仕上がるのが素晴らしい。まさにテクニック要らずのブラシです!
・テクニック要らずでかわいいほっぺに
・発色がいい
・濃くなりすぎないように注意が必要
・力を入れすぎるとチクチクする
アイシャドウブラシL
アイホール全体に淡く発色させたいときに向けに作られたブラシです。こちらもチークブラシと同じく簡単に仕上げられるように工夫したんだとか。
特徴
・値段:2,530円(税込)
・毛質:ポニー
私たちがイメージするアイシャドウブラシとかなりかけはなれた形をしていて、まず毛量が多く毛丈も幅も長め。全体的にぽてっとした形で大きいブラシです。まさにLサイズ!
アイホール用ということなのですが、本当にアイホールにぴったりのサイズなんですよ。
使い方・使用感
使い方はアイホール全体をワンストロークするだけ。今まで何回か粉を取って塗り広げていたのが1回で済むなんて!時短にもなるし濃さも均等に塗れるのがすごい。
毛は先ほどのチークブラシと比べると柔らかめでこちらも肌触りがいいです。粉含みがいいのでティッシュに粉を落としたりちょっと馴染ませてから使うとより綺麗に仕上がります。
ただ、サイズがかなり大きいのでこれ1本でアイメイクを完成させるのは難しいですね。二重幅などより細かく塗りたいところにはそれに合ったサイズのブラシを別で用意する必要があります。ブラシを使い分けるのが億劫だったり、収納スペースや予算の問題で一本で仕上げたいと言う方には向かないブラシだと思います。
・ワンストロークで仕上げられる
・時短になる
・均等に塗れる
・ブラシの使い分けが必要
アイシャドウブラシS
目のラインを描くために開発されたミニサイズのブラシです。こちらも一般的なアイシャドウブラシとはひと味違います!
特徴
・値段:1,980円(税込)
・毛質:ポニー
毛丈が短いのが特徴ですが、上から見ると太さはしっかりとあるのがわかります。ちょうどアイラインを描くのにぴったりな小回りの利くサイズです。
毛の長さを縦とすると、横幅はちょうど二重幅くらいですね。とは言え、毛がかなり硬いので二重幅にアイシャドウをのせるのには向かないです。完全にアイラインに特化したブラシになっています。
使い方・使用感
目の際をポンポンおさえるようにして使います。普段アイラインを引く上瞼だけでなく下瞼にも使えます。個人的には目の下の三角ゾーンもこれで描くのがお気に入りです。
先ほども言ったのですが、毛がかなり硬いのでアイライン以外に使うのは難しいです。なので、Lサイズ同様にブラシの使い分けが必要になるということだけ注意が必要。
ですが、チップで描くよりも柔らかくぽわっとした発色になるのがかわいいんですよ。いわゆるニュアンスっぽい感じになるのがお気に入りです。
・柔らかいラインが描ける
・ニュアンスメイクができる
・ブラシの使い分けが必要
アイブロウブラシ
コシとボリュームにこだわったアイブロウブラシ。おそらくこれが一番有名ですよね!WHOMEE全体としても常に売上上位にランキングする人気商品です。
特徴
・値段:1,980円(税込)
・毛質:ヤギ毛
一般的なアイブロウブラシと比べると幅も太さも大きめサイズになっています。
この大きめサイズがかなり私としては大ヒット!ガシガシ描けるので忙しい朝には時短になって本当に重宝しています。
使い方・使用感
眉頭から眉尻に向かって、6回程に分けてジグザグと筆を動かして使います。力を入れずに軽い力でやるのがコツです。
ブラシがしっかりとパウダーを含んでくれて、眉にパウダーを定着させてくれます。パウダーアイブロウの付属ブラシにありがちな「上手く粉が乗らない」ということが全く無いんです。
毛にコシがあるので描き心地もめちゃくちゃいいんです。WHOMEEのメイクブラシの特徴でもあるほわっと発色はアイブロウブラシでも健在。そのおかげでグラデーションといったような難しいことは考えなくても立体的な眉毛に仕上がるのが素晴らしいです。
ただ、大きめなので小回りは利かないです。眉尻をしっかり形取りたい方はペンシルや細いブラシで整えてから色を乗せるイメージでこのアイブロウブラシを使うといいと思います。
・大きめサイズで時短になる
・コシがあって描き心地がいい
・簡単に立体眉に仕上がる
・小回りが利かない
その他のブラシ
私が持っている物はここまでご紹介した4種類だけですが、他の3種類のブラシについても簡単に調べてみました。
スクリューブラシ
・まつげ・アイブロウの2WAY
・根元を45度に曲げてある
・値段:1,100円(税込)
・毛質:ナイロン
WHOMEEのメイクブラシの中では唯一熊野筆ではありませんが、そのぶんお手頃価格ですよね。もともと根元を45度に曲げてあるのがこだわりポイントだそうです。
メイクブラシM〈ファンデーション用〉
・リキッド・クリームファンデーション用
・パウダーチークにも使える
・値段:3,080円(税込)
・毛質:ヤギ毛(細光峰)
とにかく薄く均等に塗れるようにこだわったというこのブラシ。ヤギ毛の中でも希少な細光峰という部位を使っています。いわゆるハイライトブラシくらいの小さめのブラシで細かく仕上げていくことでナチュラルな肌を目指します。
メイクブラシS〈リップ用〉
・リップ用
・携帯用キャップ付き
・値段:1,980円(税込)
・毛質:イタチ毛
唇の山や輪郭を縁取りやすい形になっていて、先端を細くすることで口角も塗りやすくしたそう。筆を寝かせないで塗るというこれまたイガリさんのこだわりが詰まったブラシです。
まとめ
イガリシノブさんのこだわりが沢山詰まった優秀メイクブラシたちについて紹介してきました。最後にまとめをしておきましょう!
値段 (税込) |
メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
チークブラシ | 3,080円 | テクニック要らず 発色がいい |
濃くなりすぎに注意 チクチクすることがある |
アイシャドウブラシL | 2,530円 | 時短になる 均一に塗れる |
使い分けが必要 |
アイシャドウブラシS | 1,980円 | 柔らかいラインになる ニュアンスメイクができる |
使い分けが必要 |
アイブロウブラシ | 1,980円 | 時短になる 描き心地がいい テクニック要らず |
小回りが利かない |
アイブロウブラシを既に使っていて2本目を考えている方にはチークブラシをおすすめしたいです。いつもと違ったメイクが簡単にできますよ。
全体的にプチプラコスメと言うには高めですが、熊野筆が身近で手に入るのがWHOMEEのブラシの良さでもあります。デメリットについても書きましたが、それもメリットを最大限に活かすにはどうしても仕方のないことなのかなと納得できるものばかりでした。
参考になれば嬉しいです。それではまた!